キャベツは栄養がとてもあります。
キャベツの大きい葉が2~3枚で一日ビタミンCの最低摂取量が補えるのです。
さらに、ビタミンKについてもキャベツ100gを食べることで一日に最低摂取量を補えることができます。
キャベツのビタミンCは注目するべき栄養素の一つです。
特に外側の濃い緑色の部分と芯の付近がよりビタミンCが多く含まれています。
キャベツにはビタミンCは非常に多く含まれているのですが、
野菜の中でキャベツの食物繊維は少なめとなっています。
キャベツのカロリーと栄養素
キャベツ100gのカロリーは20kcal前後でダイエット中にも比較的取り入れやすい食べ物となります。
※キャベツ1玉でも230kcal前後となります。
ほかにもキャベツ(100g)に含まれる栄養素は、
・ビタミンC=40mg前後
・ビタミンK=75ug前後
・マグネシウム=15mg前後
・カルシウム=40mg前後
・食物繊維=2.0g前後
・炭水化物=5.0g前後
・タンパク質=1.0~1.5g
・脂質=ほぼ0~0.2g
などがあります。
キャべツのさらに注目するべき栄養素はビタミンUという珍しい成分です。
ビタミンUは通称”キャベジン”と呼ばれ胃腸薬などにもあります。
ビタミンUは胃腸の粘膜修復に必要となるタンパク質の合成を促進させる働きをもっています。
この働きにより胃の新陳代謝を活発にすることができるのです。
そして、胃・十二指腸潰瘍の修復・発生抑制をすることができます。
キャベツの食べ方
キャベツを食べるときには、あまり熱を加えるのは好ましくありません。
理由は、キャベツに含まれているビタミンCやビタミンUは水溶性ビタミンと呼ばれ熱にとても弱いためです。
また、熱だけでなく水にも弱く、数分間でも水につけたままにしておくとビタミンCは飛んでしまいます。
キャベツを水で洗うときは、さっと素早く洗うことがおすすめです。
そして、生野菜としての食べ方が一番キャベツの栄養素を損なわずに食べることができるのです。
キャベツの効果
アメリカの国立がん研究所というものがあります。
研究所ががん予防のために開始した“デザイナーフーズ計画”の研究によって、
がん予防にはキャベツは最も効果的な食品群に属するという研究発表がされています。
もちろん、”ビタミンC・ビタミンU・ビタミンK”がもたらす効果も大きいです。
キャベツのまとめ
体を作っている(ダイエットや肉体改造)ときなどであれば、
キャベツはビタミン・ミネラル類、また消化を助ける酵素などが多く含まれているので主食とともにバランス良く摂取することがおすすめです。
キャベツには炭水化物・タンパク質・脂質といった三大栄養素が殆ど含まれていません。
そのため、キャベツだけを摂取してダイエットするということは特に健康面での危険が伴います。
キャベツはカロリーも低いので、カロリーを気にして食べることについてはほとんど気にする必要はないでしょう。
キャベツ一個を丸ごと食べてもお茶碗一杯のご飯程度のカロリーです。
キャベツは野菜としての代表的な栄養バランスだと思います。
主食とともにキャベツを食べるときは、まず最初に食べて、体内のインスリンの分泌を抑える役割をさせましょう。
そうすることで、同じものを同じ量食べていても体は太りにくくなります。