なす(茄子)は低カロリー、栄養は料理とのオマケで摂取できる野菜

なすび

なす(茄子)は、レタスやきゅうりと同様に90%以上が水分となります。
しかし、それらの野菜と比べると茄子には食物繊維が多く含まれているという優れた部分があります。

なす(茄子)のカロリーは100gあたり22kcalとなっています。
なすほぼ1本あたりが70~120gです。

なす(茄子)の栄養

タンパク質=1.1g
脂質=0.1g
炭水化物=5.1g

ビタミンB1=0.02mg
ビタミンC=11mg

食物繊維=2.2mg

もちろん、野菜の仲間であるため、このほかに多種のビタミン・ミネラルといった栄養素も含まれています・・・

ですが、なすは水分が90%でレタスよりは食物繊維が多いというメリットがありましたが、
野菜の中では実はあまり目立った栄養はありません。

野菜の食物繊維

食物繊維についてもレタスと比較してという話となります。
正直、比較対象としてレタスはお世辞にも食物繊維が多く含まれている野菜とは言えません

食物繊維が多く含まれている野菜は”しそ”やパセリ、ごぼうなどとなります。
上記に挙げた野菜はおそらく食物繊維が含まれている量で言うとTOP3になると思います。

ちなみにそれぞれレタスと比較すると、

しそとパセリはレタスの約7倍の食物繊維が含まれています。
ごぼうは約6倍となります。

しそやパセリをそのまま食卓に出されても避けて(残して)しまう人の方が多いと思いますが・・・

意外なところで枝豆も食物繊維を多く含む野菜となります。
レタスの約5倍です。

なすでダイエットに取り組む

なすは野菜の中でもかなり低カロリーとなります。
ダイエットに向いていると思う方もいらっしゃるとは思います。

しかし、なすをそのまま生で食べるというのはあまり見受けられません。
ほぼ必ずなすは調理が必要になる野菜です。

”マーボー茄子”であったり、”味噌煮”などとなります。
調理が必要である以上、さまざまな味付けが行なわれます。

さらに、茄子は非常に油と相性が良くすごく油を吸収します。
調理によっては油分が多い食材になるのです。

ゆえに、なすの調理を行なう際には徐々にカロリーは含まれていき、
完成するころには、至って普通の食材として食卓に並びます。

もちろん生のナスだけをひたすら食べ続けることができれば痩せることはできるでしょう。
これはなすに限ったことではなく、ほとんど野菜が食べ続けることで痩せることができます。

しかし、かなり難しいかと思います。
また、ストレスも溜まるでしょう。

さらに、ナスだけを食べ続けるというのは健康面的にもおすすめできません。

なすびのまとめ

なすびは野菜全体の中で栄養素について目立ったものは特にありません。
しかし、数々の主食とともに調理することができることがメリットだと思います。

野菜メイン(キャベツやトマトなど)の野菜ではありませんが、
主食寄りの野菜となると思います。

茄子自体のカロリーが低いので、
他のものと調理をする際にも茄子のカロリーについては気にする必要はほぼないでしょう。

気をつけるポイントとしては調味料をどのくらい加えるか?ということになると思います。

例えば、醤油や塩を使い過ぎると塩分を摂取しすぎる可能性などがでてきたり、
茄子の調理にマヨネーズを大量に使うと脂質を摂り過ぎてしまうことなどにも繋がるということになります。

茄子をメインで食べると栄養はあまり摂れませんが、
茄子はついでに栄養が摂れる野菜としての認識が良いかなと思っております。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加