レタスは90%以上が水分となっています。
90%が水分といえばキュウリです。
キュウリはギネス認定された経験があるくらい世界で一番栄養がないとされています。
この影響でしょうか?
レタスも栄養がないといわれているのです。
しかしキュウリと比べるとはるかにレタスの方が優れています。
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レタスの栄養
レタス100gあたりのカロリーは12kcal前後となっています。
レタス一玉(400~500g)でも50kcal前後です。
※レタス100gは外側の葉が2~3枚程度となります。
・カルシウム=19mg
・βカロテン=240ug
・カリウム=200mg
・ビタミンB2=0.02mg
・ビタミンC=5mg
・食物繊維=1.1mg
などほかにも鉄・リンなどの栄養素も含みます。
といったレタスは低カロリーですが、他の野菜と比べると栄養もほぼありません。
一般的なレタスは特に目立った栄養素はありません。
確かにそれぞれの栄養素のバランスは取れていますが、レタスに含まれる栄養素量が微量です。
栄養がないといわれていても無理はないかもしれません。
しかし、レタスは種類によって含まれている栄養素の量が異なるのです。
サニーレタスやリーフレタスは上記のレタスの約4倍の栄養があります。
それでもやはりレタスの元々の栄養素がほかの野菜と比べて少ないので、
レタスのシャキシャキ感の歯ごたえが好きという摂取の仕方がいいと思います。
栄養を考えてレタスの摂取となると、
いささか物足りません。
βカロテンが少し目立って多い様な気がしますが、
にんじんと比べると足元にも及びません。
といってもレタスは○○サラダなど盛り合わせには欠かせない野菜です。
食べても体内の栄養素を壊すといった心配はないので、栄養が少しばかりある野菜といった感覚が良いと思います。
レタス○個分の食物繊維
レタス2個分の食物繊維とか、レタス○個分の食物繊維とか・・・
カップラーメンやお菓子などでも見かけるころがあります。
これは食物繊維が少なからず入っているという捉え方が正しいと思います。
レタスに含まれる食物繊維を見てもらえればはっきりと分かりますが、
あのキャッチコピーは食物繊維が入っていないと言っているようなものです。
しかし、不思議なもので、
『人は”レタス○個分の食物繊維”とか言われると栄養があるのかな?』
と思ってしまうものです。
企業も多く含まれているように見せる言葉のマジックを採用しているのです。
”○個分の食物繊維”という言葉に間違いはないので責めることはできません。
多いor少ないということは一言も書いていないのです。
だいたいが豊富という曖昧な言葉で表現しています。
レタスでダイエット
レタスを食べ続けるダイエットを行なったとして、
おそらく痩せるでしょう。
ただ、栄養素を見ていただければ分かると思いますが、
ほぼ90%体を壊すと思います。
レタスは多少なりとも栄養素が含まれていますが、
90%が水分です。
レタスだけを食べ続けるダイエットは何も食べずにひたすら水を飲み続けているようなものです。
もちろん、ダイエットを始めるときの個人の体重や体脂肪にもよりますが、
何かを一つだけ食べ続けて栄養のバランスが摂れることはありません。
しっかりと知識をつけてダイエットに取り組みましょう。
ダイエットの基本は、
『摂取カロリー<消費カロリー』
です。