玉ねぎを食べ過ぎると”おなら”や”体臭”が臭くなる。
その原因は玉ねぎの成分が汗などから出るということになります。
対処方法としては、りんごやヨーグルトもバランスよく食べることで、
解消することができます。
しかし、玉ねぎはとても栄養素に優れている食材であることに変わりはありません。
発汗作用、脂肪燃焼作用、加齢臭の予防など注目するべき点が多くあります。
玉ねぎの注目するべきポイントは玉ねぎに含まれている成分です。
玉ねぎのポイントは成分
中でも玉ねぎに含まれる”ケルシチン”と”硫化アリル”が玉ねぎを摂取するポイントになると思います。
ケルシチン=脂肪の吸収を抑える
硫化アリル(アリシン)=代謝を良くする
硫化アリルは生で玉ねぎを食べることで摂取できる硫黄化合物となります。
風邪やインフルエンザなどの病原菌に強い体作りができます。
硫化アリルは水に非常に溶けやすいという性質を持っているため、
硫化アリルの摂取を目的として、玉ねぎを食べる際はあまり水にさらさないことをおすすめします。
玉ねぎの栄養素
玉ねぎの100gの栄養素は、
リン=30mg
カリウム=160mg
ビタミンB1=0.04mg
食物繊維=0.5g
炭水化物=9g
たんぱく質=1g
脂質=0.1g
カロリー=37kcal
たまねぎ1個になると=80~130kcalほどとなります。
かなり幅が広いですが、スーパーなどで確認して頂けると、MサイズやLサイズなど玉ねぎの大きさには結構な違いがあります。
玉ねぎにはビタミンB1も含めて、ほかのビタミン類も含まれていますが、
比較的少なめです。
玉ねぎだけに含まれる硫化プロピル
現在のところ、玉ねぎのみに含まれる栄養素に”硫化プロピル”という成分が存在します。
硫化プロピルは血液中の糖分の代謝を促進する効果があります。
糖分の代謝が促進されるということは、血糖値が下がるということとなります。
結果的に、糖尿病などの生活習慣病の予防などが出来るのです。
硫化プロピルは、玉ねぎを空気に触れさせたり、加熱したりすると、
トリスルフィドやセバリンという物質へ変わります。
トリスルフィドやセバリンは体内のコレステロール値を下げたり、血液をサラサラにする効果があるとされています。
玉ねぎの食べ方
玉ねぎを食べ方として基本的に、まずは玉ねぎを切ることが必要になると思います。
料理によっては丸ごと使う料理もありますが・・・
玉ねぎを切る際に悩まされるのが、
涙です。
目に対する刺激です。
これを解消するにはガムを噛みながら玉ねぎを切ることで解消できます。
摂取したい目的の栄養素を考えた調理がおすすめです。
玉ねぎは水にさらすことで飛んでしまう栄養素がありますので注意が必要です。
一番簡単に生で食べるならオニオンスライスが代表的な料理になると思います。
玉ねぎのあとがき
私は食事の際に炭水化物やタンパク質を摂取する前に野菜を摂取したいので生で食べることが多いです。
野菜を先に体内に入れることで、インスリンの分泌を抑えることができ、
結果、太りにくいということに繋がるためです。
食卓において、野菜は非常に重要な役割をもっているのです。