トマトの栄養素とカロリー、ダイエットには効果的な食材と京都大学が発表

トマト

トマトは夏を代表する野菜です。
しかし、最近は一年中手に入れることができますが・・・

一年中トマトが手に入る理由はトマトの栽培(育て方)がビニールハウスがメインとなっているからです。

トマトはとても栄養があります。
それを証明するかのような諺(ことわざ)も存在しています。

『トマトが赤くなると医者が青くなる』
などといった諺です。

トマトのカロリーや栄養素

トマト1個のカロリーは25~45kcal前後となります。
※普段よく目にする一般的なサイズのトマトです。

トマト100g=18kcal前後が目安です。

トマトの栄養素には、

ビタミンA=2200IU前後
ビタミンC=20mg前後
ビタミンE=1IU前後
リコピン=8mg前後
カリウム=230mg前後
食物繊維=1g前後
鉄=0.3mg前後
カルシウム=6.5mg前後

など、食物繊維、ビタミン・ミネラル類が豊富に含まれています。

トマトの栄養で注目はリコピン

トマトの赤色はリコピン酸によるものもととなります。
※リコピンは生のトマトよりもトマト缶などの加工用トマトの方が2~3倍多く含んでいます。

トマトに含まれているカロテノイドの一種のリコピンの抗酸化作用が生活習慣病の予防や老化抑制に効果があるとされています。

ただ、リコピンは生のままでは体は吸収しづらく、よりよくリコピンを吸収するには調理が必要です。

リコピンは油に溶けやすい性質をもっているので、
マヨネーズなど使用してトマトを食べることでリコピンは摂取しやすくなります。

※リコピンの抗酸化作用はビタミンEの100倍以上といわれています。
リコピンの一日の摂取量の目安は15mgとされています。

トマトはダイエットに効果的

私自身はトマトがダイエットに効果的かどうかというのは答えづらい質問です。

それはトマトに限ってのことではなくダイエットに向いているor向いていない食材というのは、1日、1ヶ月、もっと言うと生きている限りの食事のバランスが重要だと考えているからです。

ダイエットは摂取カロリーと消費カロリー

一日の摂取カロリーの目安は男性も女性も約2000kcal前後とされています。

体が痩せるということは『摂取カロリー<消費カロリー』という図式が成り立たなければなりません。

この図式が成り立つ状態であれば、基本的には必ず痩せることができるのです。

ですから一日の摂取カロリーの上限の中で栄養素のバランスも考えていくことが重要となるのです。

例えば、炭水化物の1日の最低摂取量の目安は100kcalで、タンパク質の摂取量の目安は体重1kgに対して1gとなります。

タンパク質については体重50kgの人であれば=50gの摂取が必要となるのです。
しかし、一日の運動量が多い人になるとそれ以上のタンパク質を摂取する必要が出てきます。

このように、健康や体作り(ダイエットや肉体改造)を考えて食事を摂るには、
ある程度の知識が必要になるのです。

トマトだけダイエットは可能か

トマトだけを食べ続けてダイエットに取り組んでも、
おそらく1日の摂取カロリーに届くことはないでしょう。
ゆえに、90%痩せることは可能だと思います。

しかし、栄養素のバランスがムチャクチャです。
これでは近い将来、体を壊す(健康に害が出る)可能性が高くなるでしょう。

トマトについての京都大学の発表

私は一般的になにをもってダイエットというのかが分かりません。

しかし、京都大学の研究チームが”ダイエットに効果のある食材”としてトマトを発表しています。

トマトとミニトマト

最後に”トマト”と”ミニトマト”は別物の野菜という考え方が正しいと思います。
理由はそれぞれに含まれている栄養素量が異なるからです。

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